なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
遠くからの小包
2007-01-30 Tue 16:09
私のバイト先には学部全体の郵便物が来るので、それを各部屋に届けるのが日課だ。

研究室に行く化学薬品は「空輸禁止」「危険度2」などのシールがベタベタ貼ってある。授業を持つ教授たちに行く教科書のサンプルはやたらと重い。他のストックルームに行く大きな箱には実験器具が詰まっていて、今みたいな学期の始めにたくさん届く。

時折そんな箱たちに混じって、学部のオフィスに行く速達のような書類がある。今まではそんなに気にしていなかったが、ある日それが大学院の応募書類だと気付いた。UNRのChemistry Departmentを目指して、アジアやアフリカなどあちこちから長い旅路を経て書類は届いたのだ。

今日もそんな書類の包みが一つあって、送り主の欄を見ると「Beijing Univ.」とあった。(中国では)天下の北京大学だ。大学の住所が私のおばあちゃん家と同じ「北京市海淀区」なので、その字を見たら懐かしくなって目が潤んでしまった。

自分も卒業後の進路を決めないといけなくなって、そのうち大学院の申請書類に精一杯の願いを込めて送り出す日が来るかもしれない。そう思うと手にした申請書類の包みが他人事ではなくなり、オフィスまで大事にそれを届けようと思うのだった。

スポンサーサイト
別窓 | 流れ行く日々 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
永久運動装置
2007-01-29 Mon 13:02
「円環無限に果てなき
一つの有機的な機関
一つの永久運動装置
ああ 空動なり」

そんな合唱歌が前に書いたアニメに出てくる。歌詞が意味わからない…というのは全てのファンでさえ思っている事なので、突っ込んではいけない。

永久運動装置とは何か。

それは、自力で永遠に動き続ける装置のことで、そんなものは今のところ存在しない。車はガソリンがなければ、人間は栄養と水分がなければ動かないからだ。そして、それらが充分にあったところで、部品や肉体の消耗によって永遠には動き続けられない。

でも、永久運動装置は存在すると思う。単にそれが物質ではないだけだ。

それは人の想いであり、思想である。誰かが思ったことをもう一人に伝え、聞いた人がそれを自分の言葉にして、あるいは自分の考えを加えてさらに他人に伝えていく。その繋がりはきっと、生き物が意識を持った時からこの瞬間まで続いている。それは、意志と言葉が存在する限り「永久」に連動しながら「運動」し、すべての生き物はその「装置」の中にいる。

別窓 | 考えてみると | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
民間療法
2007-01-27 Sat 17:24
たぶん学期が始まって色々とストレスにさらされたせいで、あっさり風邪を引いた。そんなに繊細だったとは知らなかった、なんてルームメイトは言うけれど、自分ではそうじゃないつもりでも、身体は勝手にそうなるものだ。

私は風邪を引いてもなかなか薬を飲まない。どんな西方医薬(漢方薬に対して普通の薬のこと)にも必ず何からの副作用があるし、飲み続けると効果が弱まり効かなくなる、と聞いて恐怖を覚えたのが原因だろうと思う。

すると、やるのは民間療法になる。水をたくさん飲む、果物を食べる、うがいをする、暖かくしてよく寝る、はちみつ入り生姜湯を飲みまくる。そうしているうちに治るといいなあ、という感じ。

また、中国の民間療法にはこういう考え方がある。精神的な疲れや良くない生活習慣、つまり内的&外的ストレスがあると、身体の中に悪いものが溜まる。これは「上火」(動詞)と言う。そうなると、身体はその「火」を清めようとして、口内炎、鼻血、歯ぐきの腫れ、風邪などの症状を引き起こす。それは「火」を出すために必要なものなので、西方医薬を使って無理に症状を抑えてはいけない。まずは原因の環境や生活習慣を改め、必要ならば漢方薬で西方医薬よりも時間はかかるけれど根から治す。

世にある諸説のどれが正しくてどれが間違っているのかなんて分からない。自分がいいと思うもの、育った文化の中で培われた愛着のあるものを信じればいいと思う。

別窓 | 流れ行く日々 | コメント:0 | トラックバック:1 | ∧top | under∨
潜りたい!
2007-01-25 Thu 17:44
昔から、広いものが好きだ。抜けるような青空は気持ちがいいし、夜の星空をずっと見上げていると吸い込まれそうになるし、想像できないほど深い海には神秘さを感じずにはいられない。めまいがしそうなほど果てしなく広いものを目の前にした時の、くらくらするような感じが好きなのだろう。

実はアメリカに来たら飛行機免許を取りたいと思っていた。小型機を自由に操って大空を飛びたかった。しかし、それが叶う条件は今のところまだない。空がダメなら海はどうか。あの青い空間に潜れたらどんなにいいだろう。

高校の時、ダイビングが趣味の化学の先生がいた。休暇の度にどこかの海に潜りに行き、日焼けして帰って来た。彼女が黒板に構造式を書く合間に、海中で出会うサメの魅力を語っていたのが印象的だった。

そしたら大学にスキューバダイビングのクラスがあった。一学期間でオープンウォーターのライセンスが取れる。それがあれば、一生どこでも好きな海に潜れるよ、と先生はにっこりした。

しかし、やっぱり問題がないわけじゃなかった。機材を借りに毎週ダイビングショップに行かないといけないのだが、それがまず徒歩圏じゃない。しかも、オープンウォーターのライセンスのためには、レイク・タホでの決まった回数の潜水がある。…そこまでどうやって行くのさ。

今更ながら、免許と車を取っていれば…と思うがしょうがない。海の中を自由に潜る前に、陸の上を自由に動けないといけないのだった。

別窓 | 自分って実は | コメント:10 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
科目選び
2007-01-24 Wed 16:07
これで最後のレギュラーの学期なので、取る科目は決まっている。
あとは取らないといけないものが残っているからだ。
しかしバイオ専攻は自由度が高く、そのおかげで自由選択には好きなものが選べて助かっているが、悩ましい事もある。

今日は一日に5つものBiologyのクラスに登録して、くたくたになりながら見て回った。その中から選ばないといけないのだ。

今学期はこんな感じである。

Physics152…必修
Biology415(進化論)…必修

問題。以下の科目から2つ選びなさい。

Biology421(環境保護)…とりあえず朝8時って無理だべ。
Biology368(寄生虫学)…うわ、この先生の声、耳に入って来ない。
Biology450B(ガン免疫学)…今までCell系を避けてきた身にはきついか?
Biology467(マラリア)…本のような23ページのシラバス、CH並みのディスカッションと読み物とグループワークがぁ~。

なんか、どれもとっても大変そう。うふ。
…どうしようー。

別窓 | 会社に行くと | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
情熱報われず
2007-01-23 Tue 10:51
必修の理系の授業ばかりじゃ息が詰まるからなあ、
今学期の趣味クラスは何にしようかな~フフン~♪

お、ジャーナリズム313に「フォトジャーナリズム」があるじゃないか。
よし、私が情熱を傾けるべきクラスはこれしかない!

ん?待てよ。事前に取っていないといけないクラスがあるぞ。
ほうほう、313を取るためには204を取っていないといけないのか。
えーと、204を取るためには203が必要で、
おまけに203を取るためには102が必要…。

だめじゃん!!遠すぎるよ!

…しかしここで諦めてはダメだ。その不備はセージブラッシュの記者をやっている事でカバーだ。こんなに情熱のある学生を入れてくれないわけがない。

(てくてくてく→学部のオフィスに行く)

「あの、私はジャーナリズム専攻じゃなくて、卒業も近いんですけれど、セージブラッシュの写真記者をやっていて、必要な授業を取っていないのは承知の上でフォトジャーナリズムのクラスをどうしても取りたいんです!!」

「NO.」


情熱は一蹴された…。
春学期一日目のショックだった。

別窓 | 会社に行くと | コメント:6 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
魚料理
2007-01-22 Mon 09:48
ご無沙汰しておりました。
しばらく旅行に行っていたのと、そうやって一度止めてしまうと再開するまでに時間がかかるという、惰性の強い性質のせいで…。


最近、好んで丸一匹の魚料理を作る。丸ごとの魚を手にすると、なんだか自分がすごい料理を作っているような気分になれる。魚に縁の薄いリノで買えるのはTrout(ニジマス)で、唯一こっちで見かける大きい丸ごとの魚だ。

両方とも親から学んだ北方中華料理のレシピなのだが、まず挑戦したのがこの「紅焼魚」。

     根野菜に埋もれる紅焼魚


素揚げした魚を、油で赤くなるまで焼いた砂糖の鍋に入れ、酢や酒をどかどか入れて煮る。立ち上る酢の匂いやら油ハネやらはすごいが、砂糖と酢が分解されて、その味が残らない代わりにうまみになる。「紅焼」とは単にこの作り方の事で魚じゃなくても色々作れるのだが、こってりしたうまさがたまらない。


次に挑戦したのが、今度は油をまったく使わない「清蒸魚」。今までは頻繁に日本に電話をかけて料理の方法を聞いているルームメイトを横目に見ていたものだが、これの作り方を聞くために私も中国に電話をかけてしまった。


     ネギを散らした清蒸魚


塩、料理酒、にんにく、生姜、ネギに浸した魚を鍋で30分蒸すだけのものだが、魚の美味しさが生かされていておいしい。

     食い尽くされた魚の骨

ごちそうさまでした。
別窓 | 流れ行く日々 | コメント:3 | トラックバック:1 | ∧top | under∨
引っかかりやすい人
2007-01-06 Sat 18:57
相手の言っている事を信じやすい。一旦そういう事になってしまうと断れない。こういう性格であるからには、騙されやすい事この上ない。お店で店員さんに何かを聞くのも苦手だし、返品やクレームは極力避けたい。よっぽどの金額じゃない限りはガマンする方を選んでしまう。

で、最近また引っかかった。サンディエゴへの航空チケットをネットで買った時の事だ。買うのがギリギリになって値が上がり、「あーあ、高かったなぁ」と思いながら予約を終えた後、画面に出た「今買ったチケットの金額の15%が返って来る!!」という宣伝文句に目が釘付けになった。この世でタダなものなんてない。きれいなバラには棘がある。自分にそう言い聞かせていたものの、ついクリックしてしまった。そしてそのまま名前とメールアドレスを入力して登録。それが長い苦悩(大げさ)の始まりだった。

そのサービスのカラクリはこんなものだった。そのサービス自体は、月額料金を払い、加盟店での買い物や食事が割引になるというもの。60日間の無料体験期間があって、それから有料になる。チケット代の15%を返してもらうには、旅行の後に「飛行機に乗った」という証明書を出してもらって、その会社に送らないといけない。それから4~6週間後に小切手が送られて来るという。しかし、普通にそれだけ時間がかかったら無料期間中に小切手がもらえそうにはない。しまったぁと思った。

メンバーシップをキャンセルするにはメールじゃダメで、東海岸にあるその会社に電話をかけないといけない。それが億劫でたまらず、今日はもう遅いから明日こそ電話しよう、今日は忙しいけど明日こそは電話するぞ…、そう思い続けて一ヶ月以上が経った。60日間の無料期間はもうすぐ終わってしまう。

そして今日の昼、意を決して電話をかけた。
「あの、メンバーシップをキャンセルしたいです。」
「どうしてですか。」
「(うっ…)えーと、そちらのサービスを全く使わないからです。」
「少々お待ちください。(音楽)お待たせしました。説明させて頂きます。我々のサービスを利用するには…(省略)…するとこんなに安くなるんです。わかりましたね?」
「いえ、でもキャンセルしたいんです。」
「どうしてですか。」
「(うろたえつつ)だから、外出をしないのでこのサービスは必要ないんです。キャンセルは出来ないんですか?」
「では、これからは外出をしてサービスを使って頂ければ宜しいのです。(きっぱり)ではお客様のメンバーシップはこのまま保留しておきますね。」
「(息を吸い込んで)あの、本当にキャンセルしたいんです!」
「(しぶしぶ)…わかりました。」

10分に渡る格闘の末、やっとキャンセルできた。
やったよ、やったよ自分!
これからは気を付けよう…。

別窓 | 自分って実は | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
ちらりズムの世界
2007-01-04 Thu 07:22
エロい場面を、どーんと直接的に見せるのでは芸がない。気にしていないと気付かないほどに、でも一度気付くと恥ずかしくて見られないぐらいな表現が一番エロいのではなかろうか。

と言うのは、最近観たあるアニメのちらりズム的エロさにノックダウンされてしまったからだ。そのアニメのタイトルはあえて言わないが、普通に夕方六時に放映されていた、そこそこ知名度のあった作品だ。「世界を革命する力を!」と叫んで決闘している、と書けば多少の人はわかるだろう。作風は前衛的で演劇的、音楽は呪文のような合唱、監督は「セーラームーン」の人。これがまた、「少数がどっぷりハマる」タイプの作品なのだ。

で、何がエロかったかというと、各「~編」の間に挟まれる総集編の回。普通、総集編とは今までの画像をつないだダイジェスト版に過ぎないのだが、それがこの作品になるとダイジェスト版のみには終わらない。見逃しそうなほどさり気ない場面で、すごいものを描いている。

画面には主人公の少女の顔のみが映り、明日のお弁当の具を何にしようかと独り言を言っている。普段の快活な態度とは違って、「お弁当の具が決まらない、どうしよう」と心細そうに呟く。やがて音のない間があり、「くっ」と小さく声を出す。画面が引くと、彼女の横には男の手…。

初めて観た時はあまりの衝撃に絶句。何も具体的に描いていないのに、これほどエロい場面をかつて見たことがない。この場面を作った人の手腕を凄いと言うべきか何と言うべきか。そして、こんな場面が夕飯時に流れる日本のテレビもテレビである。

これはきっと、ちらりズムを共有する日本文化という土壌から生まれた名演出なのだろうなぁ…(遠い目)。
別窓 | 趣味に走るが | コメント:4 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
新年の花火
2007-01-02 Tue 13:11
二回目のお引っ越しをして、このブログになりました。
理由は、ちゃんと写真を載せたい!からでした。
これからも宜しくお願いします。

     シルバー・レガシーのドームに映る花火


初めてリノで新年を迎えた。
12月31日の23時40分、人ごみと興奮した叫び声で満ちるダウンタウンに向かう。2007年へのカウントダウンがゼロになった時、リノで一番高い建物であるカジノの屋上から、一斉に花火が打ち上がった。

     華やかな夜空を見上げる人々


カウントダウンを聞きながら、花火を上げる役の人はきっとドキドキしているだろうなあと想像した。夏祭りのステージで、曲が流れなかった瞬間の焦りを思い出してしまった。

     カジノもやる時はやるなあ


アメリカの花火は、日本の納涼花火大会などに比べると、小さくて低くてイマイチだ。しかし、この新年の花火はアメリカで見た花火の中で一番だった。

二〇〇七年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします!

     こんにちは、モモです

おまけ:友人宅のモモちゃん。すごく可愛かった。
別窓 | 流れ行く日々 | ∧top | under∨
| 紅炉一点雪 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。