なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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バイオリンの保持
2010-01-31 Sun 08:41
あんまり意識したことなかったのだが、バイオリン奏者はバイオリンをあごで挟んで固定しているのだ。普通に見ると左手で持っているように思えるが、よく考えたら左手は弦を押さえたりビブラートをかけたりしなければならないので、本体を支えられない。たぶん、位置としては鎖骨の上の少し平らになっている部分に乗せているのだと思われる。

そんなことを思ったのは、Blue OctoberのPVを見ていて、バイオリンのRyan Delahoussayeが気になったからである。彼は(私の大好きな)バイオリンのパートで弾いた後、そのバイオリンを肩に乗せたままキーボードの演奏をしていたのだ。バイオリンは奏者の左手で支えられていると思っていたので、それを見て「バイオリンが肩にくっついている!」と驚いた。

その驚きを楽器に詳しい同期の友人に話したところ、あれはあごと鎖骨で挟んで固定しているというのを知った。バイオリンを習う者は、最初に本を挟み、それから空の菓子箱を挟み、やがては石けんなどを入れて重くした箱を挟んで鍛えるのだという。あの細い弦の上からなめらかに滑り出す優雅な音色とは裏腹に、なかなか「巨人の星」的な世界である。



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IKAROS
2010-01-30 Sat 05:22
世界ふしぎ発見でやっていたが、帆を張った宇宙船を今年に打ち上げる計画があるらしい。ソーラーセイルと呼ばれるもので、宇宙“船”だけに原点回帰するようだ。


pic_10_l.jpg


ソーラーセイルは、超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進む宇宙船。ソーラー電力セイルは、帆の一部に薄膜の太陽電池を貼り付けて大電力発電を同時に行い、この電力を用いて高性能イオンエンジンを駆動する。2010年打ち上げ予定の小型ソーラー電力セイル実証機(IKAROS=Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)では、帆だけで宇宙空間を航行できること及び薄膜太陽電池で発電できることの世界初の実証を目指す。(JAXAのHPより)

これはすごい、発想も外見も斬新でかっこいい。夢とロマンに帆を膨らませ、帆(宇宙)船による新しい大航海時代が始まるというのか。しかし、名前が…。イカロスである。「むーかーしーぎりしゃのいかろーすーはー ろうーでかためーたーとりのはーねー」の彼である。有名な故事だが、ロウで固めた鳥の羽根で空を飛んで大興奮したイカロスは、父親の警告にも関わらず、太陽に近づきすぎて羽が溶けたために落ちて死んでしまう。太陽に向かって帆を広げる宇宙船にイカロスとつけるとはシュールだなぁ。



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偽名使用
2010-01-27 Wed 05:06
私の場合、名前を名乗るまでは素性がバレることはまずなく、「え、お生まれは…」と聞かれることも決してない。しかし名乗れば相手から読みを聞き返されることもまた必定で、それがいつも面倒くさい。特に、電話での問い合わせなど名前を正確に呼ばれることが別に重要ではない場合、それに時間を取られるのがうっとうしいが、かと言って名乗らずに電話するのも失礼に思えて、毎回漢字を説明しながら名前を紹介せねばならぬのだ。

そこで、名前がいるが本名である必要がない場合、例えばレストランの順番待ちリストに書く名前などは便宜上の偽名でもいいのではないかと思い、たまにそれを書くことがある。そうすれば店員が私の名前の読みに困っておろおろする手間も省けるし、私が申し訳なさそうにそれを訂正したりする手間も省ける。本名に近いものをということで、「馬場裕子」とかいいかもね~とよく冗談で人に言うのだが、今日初めてそれを実際に使う機会があった。

今日は近くの理容店へ行って髪を切ったのだが、先客がいたのでリストに名前を書いて待つことになった。そこに便宜上、馬場と書いた。そして髪を切った後、「次回ご来店された時にいちいち説明しなくていいように」ということで今回の内容を記録しておく紙を出されてきて見ると、そこにフルネームを書く欄があったのだ。すでに馬場と書いたので引くにも引けず、そのまま馬場裕子と書いてしまった。…というわけで、これからは馬場裕子でヨロシク!(ウソ)



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魂からの言葉
2010-01-26 Tue 06:36
And if I cried would you hold me? softly whisper everything is ok.
Because I live to breath the sky that hangs high above you,
and the tears that I had before will simply say... that I love you.

Blue October "Mountain"


(音楽が好きな知り合いに片っ端から聞いても未だに知っているという人に巡り合ったことがない素晴らしきマイナーバンド、しかしその痛々しくも美しいグランジ・ロックに惹きつけられてやまない)Blue Octoberの新アルバム“Approaching Normal”が出てるのを発見し、アマゾンで即買いした。日本からは買えないかと思っていたので、手に入ってうれしい。

歌を聴いていて何となくわかっていたけど、本人のインタビューを見て、バンドの音楽性と精神的志向を決定付けているヴォーカルのJustin Furstenfeldは重度の薬物中毒から回復した経歴があって、Blue Octoberの曲は突き詰めれば彼の両親への懺悔の言葉であり、ずっと側にいてくれた兄への感謝の言葉であり、薬物中毒を隠して4年間付き合った彼女への謝罪の言葉であり、別れてしまった今も元気かどうかと尋ねる気遣いの言葉であり、かつて救いの手を差し伸べてくれようとした人々の誠意を振り返る言葉であり、薬物中毒で命を落とした何人もの友人たちへの哀悼の言葉であり、そして彼らの分までこれからはきちんと生きていこうとする誓いの言葉なのだ。そんな魂からの言葉が、シンプルなドラムのビートとしっかりしたギターのリフと匂い立つようなバイオリンの音色に乗ってつづられる、Blue Octoberとはそんなバンドである。

"Clumsy Card House"という曲を振り返ってJustinは言う。「子供の頃、雨の日曜日が好きだった。外へ出て芝生の上を滑ったり、水をかけあって遊んだのが楽しかったんだ。いつか自分の子供がそうして遊ぶのを見たいと思う。まだ子供はいないけど、いつかね。そのためにも自分は正しく生きなきゃならないし、正しく人と付き合う方法を学ばなきゃいけないんだ。そうしていつかは自分の子供が庭で遊ぶのを見るのさ。明けない夜はないよ。」
心に響いて、少し涙が出た言葉。



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アバター with ジブリ
2010-01-21 Thu 06:50
さて、あのタイタニックの監督による超大作「アバター」を観に行った。もちろん自分の眼鏡の上に眼鏡をかけての3Dでの観賞である。やっぱりタイタニック並みに長いのと途中でちょっと映像酔いしてしまったところもあったが、最新の技術による限りなく奥行きを感じさせる映像には驚いた。あの技術でロード・オブ・ザ・リングをもう一度観たいものだ。

それにしてもあのストーリーは驚異である。単純明快でこの上なく王道、そしてこの上なくジブリへのオマージュが織り込まれたストーリーだった。人間と自然の共存というテーマ、吸ったら死ぬというその惑星の大気、腐海にありそうな巨大な植物や動物、人々が奪い合う飛行石に似た青く光る鉱物、計器を狂わせる磁気の嵐の向こうに浮かぶ岩の島(これはエスカにも通ずる)、森を荒らされて怒り狂い突進する巨大な動物たち、さらには大地の声を伝え、命を救う力を持つ光る触手と、それに包まれる主人公…。(大ばば様の声で)おお、言い伝えの通りじゃ。その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし!ジブリ作品の世界への影響力を見た思いである。


また、予告を見て興味がわいたのがシャーロック・ホームズの映画。確か「三人のガリデブ」だったと思うが、偽札作りの犯人を取り押さえる際の銃撃戦でワトソンが倒れて、ホームズがワトソンを抱きかかえながら「どうか死なないでくれ!君を失ったら僕は一体どうすればいいんだ」というようなことを言い、実は軽傷で意識もあったワトソンがそれを聞いて「ああ、それを聞いて今までの僕の苦労はすべて報われた」とうれしくて涙が出そうになるという場面があり、読んだことのあるホームズシリーズの中で最も感動した場面だった。映画のホームズは私のイメージよりややむさ苦しい感じだったが、そんなホームズとワトソンが見られるんだったらぜひ観たい作品だ。



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喫煙の問題
2010-01-17 Sun 01:57
私はタバコがきらいである。喫煙者自身の快楽のために吸っていながら、周りに煙と健康被害をまき散らすからだ。しかも矛盾したことに、周囲が吸わされる副流煙の方が燃焼温度の低さとフィルターを通らないために、喫煙者の吸い込む主流煙の数倍~数十倍の有害物質を含んでいるというのだ。

会社では幸い分煙がなされており、相当数の喫煙者はいるが、居室の外にある喫煙室以外ではタバコを吸わないでいてくれる。これでもし座席でスパスパ吸われた日のことを考えるとぞっとするが、どこもそうだったように昔はそうだったという。しかし、それでも喫煙者が隣の席にいる場合は、タバコを吸って帰って来た時の臭いがすごいし、話しかけてくるとタバコの煙を伴った息がかかってくるのでつらかった。私に指示をしている課長に対して、あからさまに顔を背けるわけにもいかない。

社会に喫煙者は多く、友人や同僚にいるのはまず仕方がないとして、パートナーあるいはパートナーになるかもしれない人間が喫煙者だった場合にはどうしようと考える。我慢をして喫茶店で喫煙席に座ったりするわけだが、これからもあらゆる場面で、その人と一緒にタバコの煙にも付き合っていかないといけないことになる。また、その人が吸っているということは、その人の家族(父親など)にも吸っている人がいる可能性が高い。

タバコがきらいだからという理由でその人との関係を放棄するのはナンセンスだろうか?(関係を続けたいなら)タバコをやめてくれと頼めば聞いてくれるだろうと気楽に考えてもいいのか?相手から同じ理由でタバコごと受け入れてくれと逆に言われたらどうするのか?世の中にタバコなんてものがなければいいのに、と思う。



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鉄板
2010-01-15 Fri 21:34
鉄板って言葉、ありますよね。

≪板状に伸ばした鉄鋼材料。鉄鋼製品の材料として加工される用途の他、板の形状を生かして単独でも様々な工業用途に用いられる。(Wiki)≫

…ではなくて、こっちの。

≪鉄板は硬いことから「堅い」にかけ、ギャンブルや芸人の世界で「間違いない」「確実な」といった意味で使われる。特にお笑いの世界では確実にうけるネタ・ギャグ(主に大御所芸人の定番ギャグ)を『鉄板ギャグ』という。また、略して鉄板ともいう。(日本語俗語辞書)≫


この言い方、「イエス、君の長髪なら鉄板ジョーク“貞子”がやれるんだよ!」とブッダが叫ぶ(「聖おにいさん」より)のを読んだのから知っていたんだが、中国語でも使われていることを発見した。ネットでラジオを聴いていたら、「ロシアのメドベージェフ大統領は鉄板の銃好き」という表現があったのだ。こっちの鉄板はむしろ“筋金入りの”という意味みたいだけど、どっちも硬いし建築資材だし、同じ語源と言えるだろう。



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Intercourse and Intelligence
2010-01-12 Tue 07:08
これから述べる記事は、真面目な社会学です。
《引用元(英文):http://www.gnxp.com/blog/2007/04/intercourse-and-intelligence.php》

Gene Expressionというサイトに載せられた記事によると、2つの科学的データがわかったという。一つは、IQが高すぎる、または低すぎる人ほど性交渉経験率が下がるというもの。これはまた、犯罪率とも比例するそうだ。下のグラフを見ると、女性のカーブの反りが男性よりも大きい(IQによる経験率の差が大きい)のも気になる。

Picture-2-750736.png


もう一つは、MITとWellesley大において専攻科目別に調査したところ、理数系学部の学生の方が性交渉未経験率が高かったというものである。

Picture-1-720552.png

<TOP10>
数学 83%
化学、生化学 83%
政治学 73%
生物学 72%
国際関係学 71%
心理学 70%
未決定 68%
経済学 65%
歴史学 62%
哲学 57%

あれ、言うほど理数系学部ばかりでもなくないか?
ちなみに、最下位なのは演劇学…未経験率0%。

※科学的調査とは、常にSampling error(対象選択による偏り)とGeneralization(傾向の拡大解釈)を含むことを忘れずに。


なお、生物学部の学生を皮肉ったこんな下りがあった。
「At MIT, 20% of 'humanities' majors were virgins, but 73% of biology majors. Apparently those most likely to read Darwin are also the least Darwinian!/
MITでは、人文学部の学生が20%ほどなのに対して、72%もの生物学部の学生がバージンなのである。もっとも忠実にダーウィンの進化論を実践すべき彼らなのに、実はそれとはかけ離れた所にいることがわかった。」

Biology studentをバカにするとは許せーん!





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888万ドルの寄付
2010-01-10 Sun 21:26
“中国毕业生向耶鲁大学捐款888万8888美元”
环球时报特约记者李秋恒报道,据耶鲁大学公共事务办公室网站1月4日消息,美国耶鲁大学校长理查·莱文教授宣布,耶鲁2002届毕业生张磊已经承诺,将向耶鲁大学管理学院(SOM)捐赠888万8888美元。这是到目前为止,耶鲁管理学院毕业生捐赠的最大一笔个人捐款。

なかなか面白いニュースである。

アメリカ・イェール大学の修士と博士課程を卒業した中国出身の張磊氏が、イェール大学に888万8888ドル(=約8.3億円)の寄付を行った。これはイェール大学史上最大の寄付金額である。張磊氏は大学の支援を得て興したHillhouse Capital Management(基金)で25億ドル規模の資金を管理していると言われ、「イェール大学が人生を変えてくれた。その恩に報いたい」とインタビューに答えた。

これに対して、興味深かったのがネット上の反響だ。批判派が「巨額の寄付をするなら、なぜまず祖国にしないのか?」「出身校の中国人民大学には寄付をしないのか?」と言う一方で、それを見て冷ややかに「我々がそんな小さいことばかり言っているから、有能な人材は海外に出て行くのだ」「自国の教育システムをまず見直すべきだ」と言う者もある。

イェール大学は卒業生の寄付に多く頼る私立大学だが、まずは学生に多くを与えることから始まるという。その上で社会に出て事業を築いた卒業生から寄付(=返還)を受け、さらに優秀な学生が集まるようになるという良循環がある。(私がいたのは州立大学だったので、それとはまた勝手が違う。)愛国心という兄貴風を吹かせて、まずは金を出せという考え方からは脱却せねばなるまい。



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『トーマ』の小説版評
2010-01-09 Sat 09:06
『トーマの心臓』の原作を読んだ後、さっそく森博嗣の小説版を買った。森博嗣の本は1冊ぐらいしか読んだことがなかったが、“ミステリー界において、京極夏彦を文系の華とするならば森博嗣は理系の雄”という何かの評論がやたらと頭に残っている。京極夏彦の文章は情報量とともに濃厚の一言に尽きるが、森博嗣の文章は透明で硬質な感じ。さて、それによって小説化された『トーマの心臓』である。

同じキャラクターで同じストーリーだが、作品のテーマとしてはかなり違ったものになっているという印象。何といっても原作のレビューで私が大々的に説いた“キリスト教精神”の要素がほとんどなくなり、ユーリが遍在する神の愛(アガペー)に知って救われるというラストにはなっていない。

それが端的に表れているのが、ユーリが「子供の頃からなりたかったから」という理由で神父になるために学校をやめるとオスカーに話すシーン(P,173)。困っている人、悩んでいる人の力になりたい、とユーリは話す。原作での「神の愛を知って、もう一度神と向き合うため」という理由とは根本的に違う。また、ユーリが「我々が間違いだらけだなんてことはごく当然のことで、神様はとうにご存じだし、すべてを既に許されている」とオスカーに話すシーン(P,243)があるが、ユーリが紆余曲折を経てやっと悟るべきそのことをさらっと、本当にさらっと「今日のみそ汁の具はワカメだよ」のごとく話してしまうのだ。

森博嗣は自ら「作家·森博嗣が創作者として崇拝する唯一の存在」と認めるほどの大の萩尾望都ファンで、愛犬の名前は「都馬(とうま)」というらしい。この小説版を読んで、同じ作品を愛しながらも森博嗣が『トーマの心臓』に惚れ込んだ部分が自分とは大きく違ったのを感じた。



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| 紅炉一点雪 |
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