なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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フォークロック
2011-11-28 Mon 17:46

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Mumford & Sons at Live

オンラインラジオを聞いていて好きになったMumford & Sonsは、イギリスのフォークロックバンドで、"Little Lion Man"や"The Cave"が有名。4人のメンバーはそれぞれ色々な楽器ができて、ギター・コントラバス・キーボード・アコーディオン・バンジョ・マンドリンなど、本来の意味でのフォーク(民俗的)らしい音色をかもし出す。

作曲者の個性を反映してか、歌詞には文学的要素がふんだんに込められ、シェークスピア(やっぱりイギリス人だから)やジョン・スタインベックの作品の引用、さらには思いっきり時代をさかのぼって古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』までもをモチーフとしている。これに対して、ボーカルのMarcus Mumfordは、「You can rip off Shakespeare all you like, no lawyer's going to call you up on that one.(シェークスピアだったら、どこかの弁護士から電話がかかって来ることもなく好きに使ってもいいからね!)」と言っている。


「In these bodies we will live, in these bodies we will die.
Where you invest your love, you invest your life.」
"Awake My Soul" Mumford & Sons


彼らはライブで演奏(gigs)することが大好きで、それが音楽をやっていて一番素晴らしい瞬間だと答えている。Mumford & Sonsの曲を聴いていると、その昔、質素で勤勉な農民らが自分の楽器を夜のパブに持ち寄って、エールビールを飲み干しながら、気さくかつ熱烈に演奏し歌っているような楽しげな姿が伝わってくるような気がするのだ(想像)。アーティストとはかくあるべし。





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かもされニシン
2011-11-20 Sun 01:44
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漫画というのは勉強になる。菌類と発酵食品文化の伝道書のような『もやしもん』でおそらく有名になったであろう(それとも元々有名で私が知らなかっただけ?)“世界一臭い食べ物”がこのシュールストレミング (Surströmming)である。スウェーデンで伝統的に食べられているニシンの塩漬けの缶詰で、まぁとにかくとんでもなく臭いらしい。名前の直訳は「酸っぱいニシン」。

この食品の特徴は、缶詰にしてからも中では嫌気細菌による発酵が進行していて、常温で放っておいたら発酵によって出るガスで段々缶が膨らんで、最後には爆発するそう。気圧の変化によっても爆発する恐れがあるから、空路による持ち込みは禁止されている。漫画でも武藤が浮浪者に身をやつしながら(花の女子大生なのに…)陸路で持ち帰ったし、実際にスウェーデン留学していた友人も空路禁止と聞いてお土産に買うのをあきらめたという。

クサヤにしろ納豆にしろ発酵食品は多かれ少なかれ臭いが、シュールストレミングの場合はダントツで、臭気指数で表すとクサヤの8倍、納豆の20倍ぐらい臭い。世界一と言われる所以だ。ゆえに室内で缶を開けると1ヶ月ぐらい部屋が使えなくなるため、屋外の水を張ったバケツの中で開けるものらしい。日本に輸入された缶詰には日本語の注意書きが書いてあるが、なんと赤い字で「化学兵器と誤解されて騒動を起こすかも知れません」とあるのをネットで見た。もはやテロだな。

このスウェーデン本国ではギリセーフでも他の国ではたぶんギリアウトな食品、お目にかかる機会があればぜひ。





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hiphopと先生
2011-11-16 Wed 23:32
「先生って大変な職業だなぁ」というのは、自分が高校生の時に、一筋縄では行かない我々を相手に大変そうにしている担任の先生を見ていて思ったことで、今でもその時の情景を覚えている。今日ニュースを見ていてまた同じように思ったのは、来年の指導要綱では体育の授業でダンスが必修となり、しかも「従来のフォークダンスや創作ダンスだけではなく、学生たちの意欲的な参加を促すために、現代的なロックやヒップホップを取り入れること」と書いてあるのだという。

ヒップホップとはつまりストリートダンスを指すわけで、「Hey yo! what's up, man?」な陽気な人たちが、汗に光る大胸筋を誇りつつ、頭をストリートにつけてぐるぐる回っているあれに違いない。それを日本の学校の先生に対して生徒に教えられるぐらいできるようになれというのは、なかなか厳しい要求に思える。というか、今時の先生は、やれ英語をペラペラに喋れ、やれ躾ができるぐらいの人格者であれ、やれストリートダンスを踊れるようになれと、レオナルド・ダ・ヴィンチ並みの芸達者を求められているようだ。実に大変である。

来年の指導要綱の実施を控えて、今年の体育の授業からヒップホップが取り入れられ始めているが、当然踊れる者などほとんどいない。困った先生たちは、ダンススクールのダンサーらを講師に招いて、まず先生たちを対象にした講習会を開くことから始めた。慣れない動き、合わないリズム。「アカン、できる気がせえへん…」と頭を抱えながらも練習し続ける先生たち。その涙ぐましい努力を見るにつけ、先生とは大変だけど尊敬すべき職業だなと思った。





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シースルー
2011-11-15 Tue 00:04
大阪観光の一環で海遊館(水族館)へ行った日、隣のハーバービレッジにある世界最大級の天保山観覧車に乗った。それも、60個ある中に2個しかないシースルーキャビンに挑戦。当然、現在の素材技術からして「ぎゃー、やばい!宙に浮いてる!」なんていうレベルまで透明にできるわけもないので、シースルーよりも待ち時間(一周15分なので前に数組いたら一時間近くの待ち時間)の方がチャレンジだった。何はともあれ乗って、大阪港の夜景を上下左右から眺めて堪能した。しかしよく考えればわかるが、高度がある上の半周を回る間、足元はずっと鉄骨なので、意外に足元が透明でも高さを実感できないのだった。


IMG_6661.jpg
わかりにくいけど、透明の座席に手をついている。

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足元の透明アクリル板は靴に踏まれてやや曇っている。


「バカと煙は高いところが好き」オプションと称して、
キャビンの柱にくくりつけてくれたら、それこそ楽しいかも…。





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ギネスと芋
2011-11-11 Fri 00:30

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(Photo by Y.K.)


山で知り合った人がアイリッシュ音楽の奏者で、そういうの大好きですと言ったら、彼がセッションをしている大阪・心斎橋にあるアイリッシュパブを紹介してくれた。そこで、袖触れ合うも他生の縁と思い、かの新宿・歌舞伎町に匹敵する規模の飲み屋街が広がる心斎橋へ乗り込んだ。

こじんまりとした歴史のある(今年で20周年)そのアイリッシュパブは、着いたばかりの時にはまだ人が少なかったが、セッションが始まる時間になると、手にバイオリンやアコーディオンやギターを持った奏者がわらわらと集まり、あっという間にパブの一角を占めた。よく一緒に演奏するみたいで、決まった曲目をやるというよりは、誰かがおもむろに弾き始めると、次の小節からは皆がそれに合わせて一斉に演奏しだす。アイリッシュ音楽の特徴である速いテンポ(バイオリンの弓を短く使う)、足で床を踏み鳴らして取るリズム、くっと上がっては下がるバイオリンの高音が狭いパブの中を満たして、すぐ近くに座っていたせいもあってすごい迫力だった。

飲んでいたのはギネス(黒ビール)とサッポロのラガーを半分ずつ注いだパイント、頼んだのはサンドイッチとフィッシュ&チップスだったのだが、ビールはすぐに来たものの、食べ物が来るのに1時間以上もかかった。45分が経過したころ、待ちきれなくてカウンターへ行ってわけを聞くと、「今買い物に行ってるから、そろそろ戻ってくるわ!」との返事。「え、ちょっと待って!ここではいつも注文を取ってから買い物に行くの!?」とびっくりして思わず聞き返すと、彼女はようやく申し訳なさそうに「今日はスタッフが一人来れなくて、しょうがなくそういうことになったのよ」と説明した。買い物に出たスタッフが戻って来てから料理を作り始め、それが私のテーブルに届くのにさらに30分はかかった。文句なしに素晴らしい音楽だったが、途中から空腹のあまり(空腹にビールが余計にこたえる)、カウンターの方ばかり見てしまった。でも、来た料理はおいしかったことも書き添えておく。





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小さな得
2011-11-07 Mon 22:26
先日、小さな得をした。なかもず駅から天王寺に帰ろうと切符売り場の前で値段表を見上げていたら、横から声をかけられた。「これ、いいですよ」とその見知らぬ女性がくれたのは、大阪市営地下鉄のワンデイパス。「マジですか!ありがとうございます!」とお礼を言って押し頂き、普通に帰ろうと思っていたが、せっかくタダで地下鉄に乗れるのだからと欲が出て、天王寺を通り越して梅田まで行ってたこ焼きを食べ、新大阪まで行って買い物をして来た。(きっと梅田にはどんなお店でもあったのだが、まだそういう王道の繁華街を開拓できていないので、新幹線でよく通る新大阪まで行ったという始末。)次からは切符売り場の前で誰かがくれるまでウロウロしてようかとも思ったが、二匹目のドジョウは捕まらないというのが定石である。


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大阪に来ちゃったんだな~と思い出させるような赤提灯。

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神戸の友人より教えてもらった名物ねぎマヨたこ焼き。最高。





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ヴェルサーチの奇書
2011-11-05 Sat 00:36
中百舌鳥(なかもず)駅の構内にある本屋で古本500円均一をやっていて、何か面白いものはないかと漁っていたら、すごいものを発見してしまった。もちろん即買いである。それがコレ。


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『ヴェルサーチ ネクタイをはずした男たち』

いや、ネクタイ以外にも色々はずしすぎだろっ!!


一辺20センチほどの小さな本だが、この表紙の存在感に目が釘付けになった。生命力が溢れ出し躍動する肉体、本来巻かれるはずのない所へ巻かれたネクタイ、そして解放の証のように高々と掲げられるネクタイ。あまりに印象的すぎる写真だ。

原題は「Men Without Ties」で、文句なしのイタリア製、1994年にミラノで印刷・出版とある。ジョルジオ・アルマーニらと共に「ミラノの3G」と称えられたジャンニ・ヴェルサーチ氏によって作られたこの本は、氏の美意識を体現したエッセイと写真集である。7割が芸術的なまでに美しい男性の裸体写真、2割が服を着ている男性の写真、1割が美的エッセンスについて熱く語ったエッセイだ。

“ネクタイを締めた男性は、包み隠した肉体について何も語ってはくれない。こうした肉体と男性の絶縁状態は、社会的な損失(ロス)とさえ言えよう。”(エッセイより抜粋)


「Versace」ブランドを作り上げたジャンニ・ヴェルサーチの人生は、この表紙写真よりもさらに衝撃的な終わり方をしている。1997年7月15日、彼はアメリカのマイアミで、恋人ともうわさされた高級男娼のアンドルー・クナナンによって射殺された。クナナンも事件から1週間後の7月23日、警察に包囲される中で自殺した。そんな彼がのこした奇書を堪能したい。





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LUMIXとIXY
2011-11-02 Wed 23:37
デジカメのハードウェア面についての話。ずっと大きなライカレンズが目立つ古いLUMIXを愛用し、写真好きの評判を得ていた私だったが、父が忘年会の抽選でCANONのIXY(手の平サイズの普及型デジカメ)を当ててそれをくれたので、最初はもの珍しくて使っていたらその軽量さの誘惑に勝てず、今ではもうそれしか使わなくなってしまった。何より小さなカバンに入るのがいい。今までは絶対にLUMIXのバッグが別にあったから。


これはIXYのピント合わせによる効果を試した写真。

(1)約30cm先にピント
IMG_6426c.jpg

(2)約100cm先にピント
IMG_6427c.jpg


こうやって手の平サイズのデジカメでも、シャッター半押しなどちょっと工夫すればマニュアルフォーカス並みの遊び方ができてしまう。小さな普及型デジカメと、一眼レフを主とする大きなプロっぽいデジカメを比べた場合、今は小さなやつでも画素数では遜色ないし、フォーカスや露出の調整はある程度(パンピーが遊ぶ程度には)できるし、色再現性はそりゃ一眼レフにはかなわないものの、機動性(持ち運びが楽なこと)では圧倒的に優位に立つ。というわけで、一度小さいのを使い始めたら手放せなくなったという、ギアへのこだわりなきカメラマンなのだった。





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