なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
新古書店
2008-02-26 Tue 07:07
新古書店なんて遠まわしな言い方は、要はブックオフを指しているらしい。私がその言い方を見かけたのは、多くの著名な漫画家が連名して載せた「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」の意見広告だった。「新古書店は新書の売上が著しく落とし、そして売買される本からは作者への印税が全く入らない。私たちは新古書店に反対します。漫画界、ひいては出版界の将来のためにも、新古書店で本を売ったり買ったりしないで下さい。」そんな旨だった。

ヤングキング・アワーズ連載の「コミックマスターJ」には、こういう話があった。Aは解体業作業員で、取り壊される家に放置された大量の本を集めて、やがてそれを一律の値段で売り始める。きれいな店舗、マニュアル化されたサービス、わかりやすく決められた売り買いの値段。Aの商売は順調に拡大していき、やがて日本全国に展開する。そこへAの元同級生で漫画家をやっているBが登場し、そんな商売をするAを憎む。作者の収入を減らし、自分が生み出したのでもないものでぼろ儲けをするのが許せない。しかしAは言い放つ。「自分は合法な商売をしているし、本が売れてほしければもっと面白いものを描けばいいんだ。」

これらを読んで新古書店と出版界の穏やかならぬ関係を知るまでは、それについて考えたこともなかった。同じ本が半額や100円などで手に入るなんて夢のような話だったし、自由に立ち読みできるというのは魅力的である。しかし、考えなきゃいけないのかもしれないと最近は思うようになった。ある人がこう言っていた。「漫画はお菓子やジュースなどの消耗品とは違う。創作物からお金が得られなかったら、作者は創作を続けることができないのだ。私は音楽や漫画のない将来はいやだから、音楽の違法コピーや新古書店で本を買うことはしない。」

私はといえば、好きな作品を生み出してくれた作者さんたちを支えたいという思いと、安く買えるのなら安い方がいいという俗な考えの間でうろうろしているのが現状である。

スポンサーサイト
別窓 | 考えてみると | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<夕日が目にしみる | 紅炉一点雪 | 「そして岩は祟り神になった」>>
コメント
めっちゃお久しぶりです。

俺も何にも考えてないんですが、そうなったらどこに行き着くんですかね?
2008-02-27 Wed 16:21 URL | OJ #-[ 内容変更]
OJさんへ
久し振りー。
リノは相変わらず寒いかい?

この問題には反対する人もいて、別にブックオフなどが出版不況の原因ではない、あるいは新古書店はむしろ埋もれた需要を掘り出している(例えば安いから買ってみた本からその同じ作者の別の本を買う)などの主張もある。

まぁ時代の流れというものはあるし、変わっていくのは仕方ないと思うけれど、問題は出版業界が廃れて本が減っていったらブックオフなども共倒れになるっていうことなんだよね。そうなるくらいだったらまだ今から著作権料を払った方がいいだろうね。

2008-02-27 Wed 23:20 URL | ゆにん #F0Z38fwo[ 内容変更]
∧top | under∨
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
∧top | under∨
| 紅炉一点雪 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。