なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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多面的な世界
2008-06-15 Sun 07:16
今日の9時からはNHKスペシャルで「激流中国~病人大行列・13億人の医療」をやっていた。病院の診察券を得るために徹夜で並ぶ人々。診察券の数は足りず、ダフ屋まで現れる始末。以前は全て無料だった中国の医療。(ちなみに学校も無料だった。それが共産主義社会だから。)80年代から改革開放路線を歩み、市場原理を取り入れてから、医療は金がなければ手が届かないものになってしまった。国費の援助が減って独立採算制をとるようになった病院は、治療を受けられない人々でひしめく門前を見つつ、富裕層のためのVIP診療室を建設して金儲けに走る。社会保障が整わないうちに取り入れられた資本主義によってもたらされた有り様だ。

その少し後、11時からは「神秘のアジア紀行」で中国の「医食同源」を紹介し、漢方薬や太極拳についてやっていた。霧の立ち込める山の中で薬草を取る少数民族の人々、俗世を離れた修行の場で拳法の鍛錬に励む禅寺の僧たち、地平線まで広がる美しい山と水の風景。「忘れ去られた大事なものがここにはあるような気がしました」とナレーター。

同じ国の事を言っているとは思えない。世界は実に多面的だ。

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コメント
★ 多面的なんだね
だからこそ、醜くくもあり、美しくもある。

あー、なんか漱石の草枕みたい。
2008-06-16 Mon 11:11 URL | nagi #C0I4A.uM[ 内容変更]
その番組めっちゃ見たかったんです。
やけど、どうしてもインディージョーンズに負けました。

新聞のテレビ欄にも書いてあったんですけど、ダフ屋は診察券を売ってどうしたんですか?イメージでは診察券ってただの名前書いてある券やから、そんなん売ってどうするんやろうって考えていたんです。
よかったらそこらへんのこと詳しく書いてくれませんか?

ちなみに神戸帰って来ました。
2008-06-16 Mon 11:14 URL | OJ #-[ 内容変更]
なぎへ
漱石の「草枕」はまだ読んだことないや。漱石は教科書に載っていた評論(『現代日本の開化』かな?)と「こころ」が良かった。君がそう言うなら「草枕」も読んでみようかな。

色んなものが混ざり合ってひしめき合ってうごめいている。世界ってそういうイメージ。

2008-06-16 Mon 21:59 URL | ゆにん #F0Z38fwo[ 内容変更]
OJさんへ
久し振り!
今神戸に戻ってるの?なんだ、近いじゃ~ん。
(アメリカスケールで。笑)

あの番組はねえ、見ていて気持ち良くはなかったよ。北京の風景が馴染みのあるもので懐かしい分ね。登場する病院も大きな所だから知っていたし。

中国の病院では5元でまず診察券を買って、その順番で診察を受けるんだよ。ダフ屋っていうのはそれを20倍以上の値段で売るらしい。(ちなみに5元は通貨レートで直すと70円ぐらいだけど、百姓の感覚から言えば500円に相当すると考えてくれ。)

うちのおばあちゃん(北京在住)が改革解放政策以前の純粋な共産主義時代を指して「昔は良かった」と何度も言うわけだよ。

2008-06-16 Mon 22:08 URL | ゆにん #F0Z38fwo[ 内容変更]
へぇー、詳しい解説ありがとうございます。
またなんか気になること、聞きます。

ほんま、まあまあ近いんで、今度会いましょう。
どうやってそこに行くかとかは分かりませんが。
2008-06-17 Tue 15:59 URL | OJ #-[ 内容変更]
OJさんへ
亀山は名古屋から電車で1時間半ぐらいだけど、そっちからは何に乗るのかはわからん。京都には草津や柘植を経由して行けるらしい。

ま、君が日本全国徒歩の旅をする時にでも寄ってくれ(笑)。

2008-06-17 Tue 19:44 URL | ゆにん #F0Z38fwo[ 内容変更]
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