なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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雨の夜には読書を
2009-07-01 Wed 04:21


「ともあれ、何も疑わずに自信に満ちた人間と云うのは実に苦手だ。
それは私の対極にいる人達だからだ。」

京極夏彦 『塗仏の宴~宴の支度~』 274ページ



私がブログを書かなくなる時期。最近に限って言えば、それは何かの本を読み出した時だと分かった。前回一ヶ月以上放置した時は、漫画版『風の谷のナウシカ』全巻を来る日も来る日も読んでいた時で、ここ一週間以上書いていなかったのは、京極夏彦を読み始めたからだろう。時間がある時にパソコンへと伸びる手が、本の方に伸びてしまうかららしい。

冒頭は、一応主人公の一人である関口巽の台詞。私は最初の『姑獲鳥の夏』を読んだ時から関口のうじうじっぷりが嫌いで、シリーズを追うごとに彼の出番が減っていくことはまったく気にならなかった。今回も「ふーん、出てきたんだ」ぐらいにしか思っていなかったが、今度はなぜか関口の台詞がすんなりと入ってくるし、たまには賛意まで感じてしまう。これがどういう心境の変化なのかは分からない。



「酷く殴られて、目が眩んだ。
ふ――と、意識が飛んでどうでもよくなる。
考えないことは何て楽なことなんだろう。
私と云うものは考えるから在るのか。私が考えなければ私は罔(な)いと云うのか。ならば考えている私と云うのは何処に在るのか。その私こそが――。
私から逃げて行ったのだろう。」







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<<さとりのしょ | 紅炉一点雪 | 無駄そのもの>>
コメント
日記書かなくなる時期ありますよね。
最近は単純に忙しいのかなって思ってました笑

分厚い本を読んでたゆにんさんを思い出します。
私はあまりに分厚い本は手を出しにくいのでいつもすごいなーって思ってみてましたvv
2009-07-02 Thu 13:20 URL | kyokocat #-[ 内容変更]
kyokocatさんへ

うーん、なんかすごい書きたい時期と放っておきたい時期が交互に来る感じかな。最近はあまり残業していなくて、それほど忙しくない。だからと言ってよりこまめに家事をやるようになったかというと、決してそうではないけれど。


そんなに分厚くないさ~。
たかだか文庫版で1400ページ程度だから。(笑)

京極夏彦という作家のすごさは、どうやって考えたんだ!というよく練り込まれたプロットと、どんなスピードで書いているんだ!という多作ぶり。それでいて、この上なく凝りまくった芸術的な文章と、ページをまたいだ改行を決して許さない視覚的なデザインへのこだわり。職業としての物書きをやりたいなら、このぐらい出来ないとダメなんだね。



2009-07-02 Thu 22:27 URL | ゆにん #F0Z38fwo[ 内容変更]
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