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『ワルキューレ』観賞
2009-10-26 Mon 06:58
以前ブログに書いた、トム・クルーズ主演のナチス映画。(←突っ込むところ)

全編英語なのは想像がついていたが、冒頭でトムの演じるシュタウフェンベルク大佐が前線のテントの中でドイツ語の日記を書きながらドイツ語の独白で心中を語り出し、「おお?」と思った次の瞬間にさり気なく英語に変わる(トムが自分で喋り出す)という憎い演出。やっぱり英語か…。

史実ものなので、暗殺計画が失敗することが分かってしまっているのだが、それでも最後まで緊迫感を持って観られる。また、『タイタニック』で船と最後を共にした設計者のアンドリューさんとか、乗客を撃ってしまった後に敬礼して自分の頭を撃ち抜く船員とか、一度解散したのにまた戻って来て讃美歌を弾き出す楽団員とか、主人公たち無視で脇役に目が行ってしまう私だが、今回も大佐にずっと付き従う大尉が良かった。

作中でもかかっていたワーグナー作曲の「ワルキューレの騎行」だが、つい『地獄の黙示録』のオープニング、あのベトナムのジャングルの上をアメリカ軍のヘリコプター部隊が横一列になって飛ぶシーンが思い浮かんでしまう。”ワルキューレ”とは北欧神話の古ノルド語で”戦死者を選ぶ者”という意味らしいが、その名前にふさわしい使われ方だ。

もう一つ「普通そんなこと思わないよ」と突っ込まれかねない点としては、最後の銃殺シーンで、シュタウフェンベルク大佐たちを憲兵に突き出したフロム将軍が、二階のバルコニーから彼らの処刑を見下ろすところ。下では銃殺隊の兵士たちが銃を構えて大佐たちを取り囲んでいる。この場面を、ドイツ軍をローマ兵に、大佐をキリストに、フロム将軍を銀貨三十枚でイエスを売り渡したユダにすると、キリストが十字架刑に処される前夜の情景にも似て、これは映画で再現された宗教画なのだろうかと思ったりもする。





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