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『邪魅の雫』読了
2010-05-25 Tue 09:27
京極堂シリーズ最新作の『邪魅の雫』を読了。以下、書きなぐりの感想。

毎度おなじみ、このシリーズの看板でもある京極堂の妖怪に関する蘊蓄トークがない!それどころか、タイトルとなっている妖怪の説明をなんと関口くんが1行で代弁するという前代未聞の珍事。

関口くんがいつになく頼もしく、何度か「ほう」と言わせるような持論を展開する。極めつけは、「この僕にさえ言えないことなのか!」と榎木津に詰め寄る関口くんを見られる日が来るとは思わなかった。

榎木津が妙に大人しく、シリアスである。榎木津の色恋話が出てきて盛り上がるのだが、マインドアサシンのかずいと夕夏里の話もそうだったように、「え?本当にこんな女を好きになったの?」というような感じもする。もっといい人いるよ、榎さん。

『陰摩羅鬼の瑕』に出てきた、悪い人じゃないけどとにかくズレてる大鷹篤志が再登場。前回の事件がきっかけで刑事を辞めて、自分探しの旅に出たらそのまま…。彼に関する結末が一番ぐっときた。本当に莫迦なままいってしまった人。

公安課の刑事・郷嶋が、捜査を仕切る管理官に向かって「無能だな、あんた。使えない頭なら軒に下げて猫避けにでも使え」と放言。フィクションでしかあり得ないシーンだけど、こういうすかっとする場面が書けるのが小説のいいところだ。


講談社ノベルズ版、上下二段書きで817ページ。長かった…。昨日から根を詰めすぎて気分がわるい。でも、これで既刊作品を全部読んだのでその点では満足だ。長かった徒労感と読み終わった達成感と夜更かしした後悔と眠気とともにおやすみなさい。






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