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亀山の
2011-01-19 Wed 23:31
時代小説から小ネタを発見。

今、北方謙三の『草莽枯れ行く』(集英社文庫)という長編の幕末ものを読んでいるが、清水の次郎長と黒駒の勝蔵というやくざ同士がやり合う喧嘩のシーンがある。次郎長の縄張り(静岡の清水)に入って来た因縁の相手である勝蔵を、次郎長が子分を一人だけ連れて長脇差(いわゆる長ドス)を持って街道で待ち構えている。


笠で顔は見えないが、勝蔵だった。
次郎長が道に出ていくと、勝蔵は足を止めた。
「清水に来るとはいい度胸じゃねえか、黒駒の」
「黙って通そうって気はねえんだろうな、清水の?」
「なら俺はここで待ったりはしねえよ」
「そりゃそうだ」
勝蔵が、長脇差を抜いた。本気でやり合う気だ、と次郎長は思った。
(251ページ)


もちろんこの本の内容も描き出される幕末の空気も好きなのだが、このシーンで私の目が行ったのは、やくざたちがお互いを「清水の」「黒駒の」と呼び合っていること。ハガレンの某暴れ馬大佐が主人公を「手伝った方がいいかね?鋼の」と呼んでたのってこういうところから来てるのか!と頷くことしばし。どうりで講談っぽいというか、古臭い感じがすると思った。それじゃ私も「亀山の」と呼ばれ…たくないな、やっぱり。







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