なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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主泣き
2011-02-11 Fri 23:26
たまに手に取るモーニング(漫画誌)で、気になっていた作家が東村アキコ先生。前作の「ひまわりっ」のハイテンションぶりと爆笑ギャグから目をつけていたが、今連載している「主に泣いてます」(略して主泣き)もかなりすごい。さっそく、既刊2巻を買ってきてしまった。1冊あたり5回ぐらいは息ができないほど笑った。

ストーリーとしては、美人だけど気が弱くて、でも美しすぎるゆえに行く先々で「男には惚れられ女にはハブられ」仕事にさえ就けない主人公・泉と、そんな彼女の境遇を理解し、守ってあげるべく奇天烈なコスプレをさせる泉のタニマチ(=パトロン)・つね。あとは、泉を愛人としてはべらせる美大教授の青山(ほぼ人間のくず)や、海外に行った教授に代わって泉とつねのいる絵画教室に来た美大生の赤松(唯一のツッコミ役)など。

この中で、私がはまってやまないのがスーパー中学生のつねちゃん。老舗旅館の一人娘なのでお金持ちで、中学生ながら泉の生活の面倒を見ているつわものだ。気も押しも強く、年不相応に世の中を悟っていて、「オレは泉さんのことが心配なだけだ」と言ってのけるオトコマエな女の子で、気が弱いにもほどがある泉と好対照をなしている。泉さんが男に惚れられないためにつねがさせたコスプレや芸は、水木しげる妖怪シリーズ、水木しげる兵隊キャラ、武藤敬司、泰葉、岡田あーみんと幅広い。80年代のサブカルまで勉強できる。


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武藤敬司ネタ (右が泉、左がつね)

武藤_1~1
ご本人


瞬発力にものを言わせたようなパロディ・ギャグの連打に笑いで打ちのめされつつ、報われない愛人生活を送る泉のもの悲しさが底辺に流れる、なんとも新しい作品である。しかし最近は、そんな超越者・つねちゃんも美大生の赤松にほれたのほれないのという展開になってきて、持ち前のオトコマエ度が下がりつつあるのが個人的には惜しい。しばらくは展開が気になって単行本を買いそうだ。





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