なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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成功者の懐述
2011-02-24 Thu 01:20
かの宮本武蔵が二刀流を編み出したのは、大小の刀をすべて使うためだったらしい。欧米で大人気を博したという『五輪書』では、こんな風に書いている。(本文はうろ覚えなので意訳)

「人は、自分の持てる能力をすべて活かして生きるべきである。命をかけて戦う時は特にそうだ。武士が二本の刀を携えながら、腰に納めたまま死ぬというのはあまりに心残りである。」

この言葉を聞いて「まさにそうだ!」と思う反面、ある複雑な思いも浮かぶ。人の短い一生では、たいてい自分の能力をすべて見極める時間も気力もないし、だいたい見極めたところで活用する機会に恵まれるのは幸運な者だけだ。武蔵翁がこんなことを言い放つことができるのは、彼がその幸運な者だったからだ。

13歳で武者修行の剣客を倒し、それから60回剣の試合を行って一度も負けず、29歳で佐々木小次郎に勝ってからは「天下一の剣豪」として名を馳せ、以後62歳で没するまでは各地の大名に賓客として迎えられた。剣名を成した後は、画・書・庭園・建築と余すところなく能力と才能を発揮した彼は、最晩年に「我、事において後悔せず」とさえ書き残している。彼のアドバイスは、つまるところ成功者の懐述といえるだろう。





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コメント
ゆにんさんもひょっとしてヒストリア視聴してますか?(視聴したと仮定してコメント書きますね)
私は柳生新陰流の「一文は無文の師、他流勝つ可きに非ず。きのふの我に、今日は勝つ可」が好きでした。
宮本武蔵の考え方よりもこちらの考え方のほうが凡人である自分にはしっくりきました。
吉岡一門の染物への転向とその子孫の方のお話も印象深かったです。
2011-02-24 Thu 10:28 URL | 花流 #-[ 内容変更]
花流さんへ

いやん、元ネタがばれるって恥ずかしい!
そうです、ヒストリア見てましたとも。
そんで感銘を受けて書きましたとも。

そうそう、要するに武蔵は凡人じゃないんだって。
成功者の懐述を聞いたところで、パンピーの我々には
「へーすごいねー」で終わってしまうんだって。

基本「バガボンド」ファンなので、吉岡さんもっと
かっこいいもん!とか思いながら見てました。
つーか一門全員で剣から染物に転職したなんてすごくない?

2011-02-24 Thu 23:58 URL | ゆにん #F0Z38fwo[ 内容変更]
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