なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。
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斜陽の中
2011-04-20 Wed 00:28
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とくに意味なくP!NK(ピンク)ねえさん。

「お嫁さんになれば、何もしなくていいし。だから大人になったら、やっぱりお嫁さんなんだよね。ラクな方に流れればラクで楽しいじゃん。みんなラクな方に流れませんか?わざわざ大変なことする人なんていませんよ」
将来の夢はお嫁さん。よく聞く、若い女の子たちのその意識は、逆に考え尽された結果生まれたのかもしれない。彼女の話を聞いているうちにそう思えてきた。一生懸命がんばったオヤジはリストラされ、真面目に勉強した若者は就職できず、テレビに映し出される情報は嘘ばかり。彼女たちは決して表に出てこないまま、水面下で着々と進行している崩壊を肌で感じていて、何一つ良いことなんてないと悟っている。すべてが斜陽の中で育った彼女らは、何を頑張っても無駄であることを知っている。極端に無気力な思考は生まれるべくして生まれた、当然の結果なのかもしれない。
<中村淳彦著「名前のない女たち」P.173>

バブル後の90年代に育った自分らの世代は、その前の世代からはこんな風に思われているのか。斜陽の時代に生れてかわいそうに…みたいな。そりゃ70~80年代の浮かれに浮かれたバブリーな時代とは比べ物にならないだろうけどさ。たとえ本当にそうだとしても、私らは自分ではそれに気付けないだろう。生まれてからずっと世界が傾いて見える人にとって、世界が傾いていると知るすべはないからだ。





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