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ヴェルサーチの奇書
2011-11-05 Sat 00:36
中百舌鳥(なかもず)駅の構内にある本屋で古本500円均一をやっていて、何か面白いものはないかと漁っていたら、すごいものを発見してしまった。もちろん即買いである。それがコレ。


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『ヴェルサーチ ネクタイをはずした男たち』

いや、ネクタイ以外にも色々はずしすぎだろっ!!


一辺20センチほどの小さな本だが、この表紙の存在感に目が釘付けになった。生命力が溢れ出し躍動する肉体、本来巻かれるはずのない所へ巻かれたネクタイ、そして解放の証のように高々と掲げられるネクタイ。あまりに印象的すぎる写真だ。

原題は「Men Without Ties」で、文句なしのイタリア製、1994年にミラノで印刷・出版とある。ジョルジオ・アルマーニらと共に「ミラノの3G」と称えられたジャンニ・ヴェルサーチ氏によって作られたこの本は、氏の美意識を体現したエッセイと写真集である。7割が芸術的なまでに美しい男性の裸体写真、2割が服を着ている男性の写真、1割が美的エッセンスについて熱く語ったエッセイだ。

“ネクタイを締めた男性は、包み隠した肉体について何も語ってはくれない。こうした肉体と男性の絶縁状態は、社会的な損失(ロス)とさえ言えよう。”(エッセイより抜粋)


「Versace」ブランドを作り上げたジャンニ・ヴェルサーチの人生は、この表紙写真よりもさらに衝撃的な終わり方をしている。1997年7月15日、彼はアメリカのマイアミで、恋人ともうわさされた高級男娼のアンドルー・クナナンによって射殺された。クナナンも事件から1週間後の7月23日、警察に包囲される中で自殺した。そんな彼がのこした奇書を堪能したい。





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