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イヌと人
2012-03-05 Mon 00:14
定期購読しているNational Geographicの2月号の記事より。

「人類は実用的な理由で、あるいはまた単なる気まぐれから、“最良の友”たるイエイヌを地球上で最も多様性に富んだ動物へと進化させてきた。現存する350~400犬種の大半は、ここ200年ほどの間に作られたというのだから驚くべき成果である。」

犬のブリーダーたちは、異なる特徴を持った犬をかけ合わせて、目指す特徴を最もよく受け継いだ個体を繁殖させることで、いわゆる自然選択(natural selection)による進化の速度を人為的に速めた。人間の身長を決めるには約200個もの遺伝子領域の相互作用によるように、通常何かの特性の発現には数多くの遺伝子が作用するものだが、外見上の特徴のみを重視して人為的にかけ合わされてきた犬は、たとえば毛質に関してはたった3つの遺伝子のon/offによってその多様性が生み出されているというのが明らかになった。

その3つとは、①KRT71遺伝子=巻き毛の発現、②FGF5遺伝子=長毛の発現、③RSPO2遺伝子=剛毛and/or飾り毛の発現(飾り毛とは長い口ひげや目の上の毛など)である。長毛のみの発現だとゴールデン・レトリバーのようになり、剛毛+飾り毛ではオーストラリアン・テリアのようになり、巻き毛+長毛+飾り毛だとビション・フリーゼのようになる。また、毛色を左右するのは別の8個の遺伝子だ。

クローン人間など生命倫理が問われているが、人間以外の分野ではすでに数千年も前から(植物の選別栽培と家畜の品種改良が人口の増加を支えて文明を生んだ)行われてきたことは明らかだ。犬は人間の庇護を受けることで、自然界でならば淘汰されてしまう特徴を持った個体も生き延び繁殖した。人間の好き嫌いによる選別は自然に反する行いだという見方はあるが、それさえもすべて内包するのが自然の在り方だといえる。





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