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数えてごらん
2012-04-05 Thu 23:50
2005年の話になるが、石原慎太郎氏が都庁内で開かれた行事の祝辞で「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格だ」と発言して波紋を呼んだ。(この人はこういう発言で波紋を呼ぶことがお家芸的に得意である。)

私もそれを聞くまでは、フランス語における数の数え方の特殊さを知らなかったのだが、我々が使っている十進法に加えて二十進法を入り込んで来ることを都知事は指しているらしい。

フランス語で二十進法が混じるのは70以上の数で、例えば「99」という数字を表現するのに、私たちは「九十九」、英語は「ninety -nine」と十進法ですっきり表すのに対して、フランス語の場合は「quatre-vingt-dix-neuf 」( 20が4 つに10 足して更に9を足す)と表現されるのだそうだ。確かにややこしい。

二十進法は、手と足の指を全部合わせた数を基準とした数体系を有するケルト語がルーツらしい。また、アメリカが頑なに使い続けるヤード・ポンド法では、十二進法と十六進法が使われている。長さでは1フィート=12インチ(2.54cm)で、重さでは1ポンド=16オンス(28.35g)だ。

つい40年前までややこしい貨幣体系を持つ国があった。イギリスである。1971年2月に十進法へ直されるまで、イギリスの貨幣は十二進法と二十進法が入り混じったものだった。1ポンド=20シリング、1シリング=12ペンス、つまりは1ポンド=240ペンスだったのだ。割り勘の計算が大変そうである。

サマセット・モームの小説に「The Moon and Sixpence」(「月と6ペンス」)という作品がある。なんで6ペンスっていう半端の金額なのかずっと不思議だったのだが、1シリング=12ペンスであれば6ペンスは半シリングであることが分かり、ちょっとだけすっきりした。





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