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オーロラと地球の危機
2012-05-20 Sun 22:45
アメリカ生活での心残りとしてあるのは、ユーコン川をカヤックで川下りしなかったことと、オーロラを見に行かなかったことだ。どちらもアラスカ州に行けば叶った夢だったのだが、そして最初の年に私はアラスカ州立大学にトランスファー(編入)することを本気で考えていたのだが、なんだかんだ結局それをしなかった。

というわけで、オーロラはいつか絶対見たいもののひとつなのだが、今日のNHKスペシャル『宇宙の渚』でオーロラに関する回をやっていた。オーロラはそもそも、太陽から放たれた太陽風という猛スピードの電子の暴風が地球を守る磁場に弾かれて、その一部が磁場の隙間から入り込んで、上空200~80キロ地点で大気中の酸素や窒素にぶつかって発光する現象だ。

太陽の周期は11年ごとに強まり、来年はその極大期となる。つまり、最大級の太陽風が来ることを意味する。19世紀には、太陽の極大期においてキューバやパナマ運河までオーロラが広がった記録がある。日本では新宮(和歌山県)で観測された。問題は、活発なオーロラは誘導電流を発生させ、信号機の誤作動を起こして鉄道事故に発展したり、変電所をダウンさせたりしている。現代社会で北半球をすっぱり覆うような強力なオーロラが発生すれば、世界中の変電所や送電施設が破壊され、復旧には10年間かかるとする報告がある。

実は、太陽の極大期が過ぎた後にも大変なことが待っている。前回から今回の間隔は11年ではなく13年で、歴史を見ると間隔が13年に広がった次には長期間太陽が沈黙することがわかっている。13年間隔となった極大期が1645年で、その後1715年までの70年間、太陽の極小期が続いた。気候が寒冷化して南欧に雹が降り、ロンドンではペストが流行し、フランスでは大飢饉が続いて200万人以上が亡くなったと記録に残されている。

これは、太陽活動の減少=寒冷化という単純なものではない。宇宙の遠い所で星などが爆発すると「銀河宇宙線」という放射線が射出され、遠く地球にまで届く。太陽にも大きな磁場があり、普段はそれが太陽系を覆って地球を銀河宇宙線から守ってくれているのだが、極小期にはその守りが弱くなる。銀河宇宙線が大気にまで届くと水蒸気が電気を帯びて筋状に並び、雲が出来やすくなる。こうして多量の雲が日光をさえぎり、地上が冷え込むのだ。

…さらっと「そういうわけで来年以降は地球規模で天変地異が起きますのでヨロシク」と紹介してNHKスペシャルは終わった。って、ええーっ!?





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